KAMIブロ

本で人生変わります。発信していきます。

自分革命を起こせ!~現代の革命家から学ぶ考え方~

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こんにちは^^

 

9回目になります。

 

ここまで毎度読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます。

 

読んでくださっている方々が徐々に増えてきていて嬉しい限りです。

 

クオリティ・モチベーションを落とさずやっていきたいと思います。

 

今回はこんな方に向けて書いています。

 

  • これから新しいことにチャレンジしようとしている
  • 現代の革命家の考え方に触れたい
  • お金・広告について勉強したい

 

今回読んだのはこの本です。有名ですよね。

ズドン↓

 

 

amzn.to

 

有名ですよね?というか、

もう西野さんが有名になるように、

売れるように事前に仕掛けていたのがこの本です。

 

最初から勝ち確定パターンで出版していたんです。

 

ものすごい発想力・行動力

そして個人的に私が大好きなのは

 

「世間に忖度しないこと」

 

本でも綺麗ごとはなしで

自分の思っていること・考えていることを書いているのが

丸わかりです。

 

これ本で書いていいの?!みたいなことまで書いています。

 

実際の有名人の呼名をあげて批判的主張をしてみたり

自分の性の価値観をシレっと書いてみたりWW

 

とにかく西野さんの考え方はすごい!!!

 

話を盛らずに

本読んでる最中何回か小声で「スゴッ!!」って言ってる自分いました。笑

 

ではどんなことを考えて行動してきたのか

その一部をこの記事で紹介していきます。

 

では、イキマッショウ!!!

 

 革命のファンファーレ

革命のファンファーレは鳴った。

 

この言葉からこの本は始まります。

すでにかっこよくないですか?笑

 

ここでいう「革命」とは

 

情報革命

 

です。

 

過去歴史の教科書にのっていた

農業革命・産業革命よりも大きな革命がよりによって

私たちの時代に直撃しました。

 

私のブログでは何度もお伝えしていますが

インターネットで時代が変わりました。

 

距離・時間の壁がなくなり、当然距離・時間に結びついたいくつかの仕事が

なくなってきています。

 

ものの売り方が変わり働き方が変わり、お金の形が変わり、

いよいよ常識が覆されました。

 

今以上にこれからは高速回転でそれらが目まぐるしく変化します。

 

そして、経験したことを教えてくれる存在であったはずの

親、先生はこの革命を経験していません。

 

この時代を生き抜く術は誰も知らないんです。

 

「好きなことを生きていけるほど、世の中甘くない」

 

こんな風潮で今まで教育され、育てられた私たちは

その概念に囚われがちです。

 

ひと昔前はそうだったから仕方ないんです。

 

親世代の常識は

 

「お金=ストレスの対価」

 

だったからです。

 

映画、カイジを見たことある人はわかると思いますが

まさにあの地下労働でペリカを稼ぐ姿。

 

ストレスですね~

 

大変だからお金がもらえる。

 

これが当たり前だったんです。

 

それがどうでしょう?

 

工事現場で穴を掘ってるのは人間ではなくトラクターです。

自動改札機が生まれ、改札口から駅員がいなくなりました。

農作業をするドローンが出てきました。

 

ストレスのかかる仕事から順にロボット化されていき

世の中から消えていっています。

 

「好きなことを生きていけるほど、世の中甘くない」

と言われても

好きではない仕事が淘汰され

好きなことしか残らなくなってくる。

 

”好きなことを仕事化するしか道が残されていない。”

 

と西野さんは言います。

 

これからの時代、決定権は自分にあります。

 

他人に委ねるのはもうやめましょう!

 

自分がやりたいことを探し出し

それを具現化する能力。

 

本当にこれを学校で教えてほしいです。

 

 

学校ではお金のことを教えてくれない

 

学校でみなさんは何を教わりましたか?

 

国語・算数・英語・理科・社会

教えてくれました。大切ですね。基礎基本です。

 

更に、自分の伸長って低いの?高いの?

足が速いのか?遅いのか?

勉強は得意なの?苦手?

集中力はあるのか?ないのか?

 

学校生活の中でいろいろな感情が渦巻き、

私たちを成長させてくれます。

 

しかし学校は

お金のことは教えてくれません。

 

学校をうまく活用するには

「学校が何を教えてくれて、何を教えてくれないのか?」という

”学校の特性”を把握しておくことが非常に重要。

 

私たちが包丁をキッチンの扉の内側にしまっておくのは

包丁は野菜も切れるけど、人も切ってしまうことを把握しているから。

 

ではインターネットはどうか?

 

「インターネットは何を生んで、何を破壊したのか?」

 

これを把握することがこの情報革命時代において

最重要なことであることは言うまでもありません。

 

”何を生んだか”はもはやだれでもわかりますね。

 

星の数ほどあります。

 

まず自分で考えてみてください!

 

・誰とでも繋がれるようになった。

・なんでも調べられる

・今自分がどこにいるかわかる

 

あげればキリがありません。

 

”破壊したもの”はなんでしょうか?

 

町の本屋さんとAmazonを並べて説明していました。

 

簡単に言うと、

インターネットは「物理的制約」を破壊しました。

 

ん~まだ難しいですね。

 

本屋さんは売り上げの低い商品はどんどん排除されていきます。

 

なぜなら場所に限りがあるから。

 

本棚に世の中のすべての本を入れておくことはできません。

 

新書が出れば古い売れていない本はさようなら。

 

話題作がでればたちまち一番入口から見えやすい位置に綺麗な

 

販促物と一緒に陳列されます。

 

TVCMをやる・電車中吊り広告をやる・番組で紹介される

こんな本が本屋さんに並んでなくてどこで買えるんですか?

 

って状況にならないようにどんどん変化を加えていきます。

 

一方、Amazonはというと

扱っているのが「データ」なので

売場面積もなにもありません。

 

あまり売れない本でも注文が入り次第、取り寄せてから送る。

「発送まで2週間かかります」ってやつです。

 

Amazonは売れていない本を本棚に並べておくことができるのです。

Amazonの本棚は無限です。

 

本屋さんに行って探した本がなかったとなったらAmazon

探せば確実にあります。

 

Amzonを支えているのはまさかの「売れない本」だったのです。

 

これが「物理的制約の破壊」です。

 

大きな常識の変化です。

 

ネットでポチすればなんでも手に入る時代。

 

20世紀に生きていた人々がタイムリープしてきたら

驚嘆するでしょうね。

 

 

フリーミアム戦略

 

えんとつ町のプペル

見ました~。公開してすぐ見に来ました~

面白かったです。

 

西野さんがこの「えんとつ町のプペル」で

とった戦略。

 

それが

 

フリーミアム戦略

 

です。

 

フリーミアム=基本的なサービスや製品は無料で提供し、更に高度な機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデル

 

例をあげると、スーパーの試食なんかはそうです。

小さく輪切りしたソーセージを無料で提供し

「まとめて一袋欲しい人はお金を払って買ってください」ですね。

 

これがインターネットと掛け合わさって大化けしました。

 

ソーセージは10本試食してもらえば10本分のコストがかかります。

 

しかし「データ」はどうでしょう?

 

1個提供しようが、100個提供しようが1個分のコストしかかかりません。

 

よく漫画とかでありますよね、

ネットで3話まで無料公開!みたいなやつ。

 

あれ一個のデータで何千万人に試食させてあげてるのと同義です。

 

インターネット×試食

 

は相性抜群!!

 

じゃあ西野さんはどうしたか?

 

えんとつ町のプペルの絵本を

発売から3カ月後にインターネット上で

全ページを無料公開しました。

 

ここからがこの「革命のファンファーレ」の醍醐味であると同時に西野さんのすごさが凝縮される内容になるので絶対読んでください!笑

 

無料公開で起こったのはとてつもない批判でした。

 

「作品を無料で提供するとクリエイターにお金が落ちない」

「業界が疲弊する」

 

など数万件批判が届いたそうです。

 

しかし西野さんはこれらの批判を

時代錯誤だとすべて論破。

 

結果、

アマゾン総合売上ランキングで1位

23-27万部の発行部数が31万部まで伸びました。

 

大成功を遂げたのです。

 

全スタッフには+@のボーナスまで払えるほどに。

 

え??

なにしたの???

 

ここです。

 

数万件届いた批判はなんだか正論っぽく聞こえます。

その批判の声は”無料アプリ”のツイッターから届きました。

 

その人達はグーグル・ヤフーにお金を払ってるんでしょうか?

いや払っている人はいません。

 

「労働に対してお金を払うべき」というルールはこの時点で崩れています。

 

テレビも同じ。

 

視聴者は全部チャンネル無料です。(NHK・BS/CSは別)

 

スポンサーが番組の制作費を払い、TVCMを流し

お客さんがその商品を購入する。

 

その売上がスポンサーに入りテレビをまた無料でみんなが見れる。

 

価値があるもの(無料ではないもの)を無料公開しているから

ファンが生まれ、芸能人やアニメ声優にお金が落とされる。

 

今回のプペルもしかり。

 

「無料公開でユーザーを増やし、そのうちの100人に1人でいいからお金を

払ってくれる人がいたら売上あがるよね」って戦法です。

 

スゴッ!!!

 

無料公開は時間差でお金が発生していることに

気付けるかがこのからくりのカギです。

 

先述したように

私たちはツイッターにお金を払っていません。

無料にすることで”多くの人が利用している”という価値を生み出し

広告で売上を上げています。

ヤフー・グーグルも「無料にしたほうが売上が上がる」と考え無料にしています。

 

これらすべて一見無料に見えるがお金が

発生する場面を後ろにずらしているだけの話です。

 

入口を無料にすることで更なる見返りを狙っているんですね~。

 

普段私たちは何気なくこれらを使っていますが

その背景にはこんなトリックが含まれているんです。

 

「すべてのサービスには利用したその瞬間にお金を払うべきだ」と考えている人に

最先端を走るGAFAMやツイッターのビジネスモデルは絶対に思いつきません。

 

まじでアメリカの大企業は考え方の次元が違うことがわかります。

 

話は戻ります。

西野さんは本屋さんで売っている「えんとつ町のプペル」を

インターネット上で無料公開しました。

 

フリーミアム戦略です。

「通常版は無料でいいけどハイグレード版は有料ね!」ってやつです。

 

絵本 × フリーミアム

 

これ最強でした。

 

絵本の場合、WEB上で受け取ることのできる

「データとしての絵本」の価値と、

本屋で売られている

「物質としての絵本」の価値

全く別です。

 

絵本には「読み物」としての機能のほかに

”読み聞かせ”という

「親と子のコミュニケーションツール」

としての機能も付随しています。

 

子を持つ親の方に聞きたいです。

 

スマホで読み聞かせするのってなんか嫌ですよね??

 

いつも寝かしつけの時何冊か絵本持って寝室に行きませんか?

 

そうなると、やっぱり

「紙の絵本のほうが・・・」となる訳で。

 

WEBにはなく紙の絵本にある”ハイグレード”な価値はこれです!!

 

絵本「えんとつ町のプペル」はこの部分に料金が発生するんです。

 

もっと言うと絵本は新陳代謝しにくいカテゴリです。

 

子を持つ親が子供に読み聞かせする絵本は

自分が読んだことがある・内容を知っている絵本がほとんどです。

 

本屋に行っても絵本コーナーにはいつも

ぐりとぐら”が置いてあります。

 

これ何年間置いてあんの?最強やん。

 

絵本を売るには「ネタばれ」が必須なんです。

 

内容知らない絵本買いますか?

 

小説やビジネス書は話が別ですが

我が子に読み聞かす絵本は安心安全が絶対条件です。

 

この一連の流れを西野さんは

予測したんです。

 

だから無料公開した。

 

ここで私は思わず

スゴッッッッッッッッッッッ!!!

出ました。

 

更なる細かい仕掛けをします。

(長くなってきているのは承知で続けます。笑)

 

無料公開画面を個人では満足できても

複数人(読み聞かせ時)には不便になるようにデザインしました。

 

「縦スクロール」です。

 

横スクロールにするともはや絵本を読んでいるように

ページが横にめくれるので

「まあスマホで読み聞かせでいいや」っていうスマホ読み聞かせ勢が

対応できてしまうんです。

 

まじですごくないですか??

 

こんな発想、普段読み聞かせする私は全く思いつきません。

 

尊敬します。

 

これが絵本「えんとつ町のプペル」大ヒットの裏側です。

 

おわりに

 長々とどうしてもすごさが伝えたく書き下ろしました。笑

 

ここまで付き合ってくれたみなさんありがとう。笑

 

 

西野さんの念頭にあるのは

「行動することに、勇気は必要ない」

ということ。

 

よく「勇気がないから踏み出せない」という人がいますが

その人は大間違いだと言います。

 

子供のころ乗れなかった電車に今私たちが一人で乗れているのは

勇気を手に入れたからではなく

「電車の乗り方」という

”情報”

を手に入れたからですね。

 

今の時代は情報は簡単に手に入ります。

 

できないのは今の時代「ただの妥協」というべきかもしれません。

 

一歩踏み出すために必要なのは

ポジティブシンキングではなく、ロジカルシンキング

 

非常に共感です。

 

今回は絵本の話がメインでしたが

みなさんの生活やビジネスに生かせる素晴らしい考え方では

ないでしょうか???

 

今がこれからの人生で一番若い時。

 

やはり何度も言いますが

行動が最重要です!

 

ではまた!