できる人間の習慣~分析からわかったできるヤツ~
第7回になりました。
この記事はこんな方のために書いています。
- 仕事できる人が普段何を意識しているのか知りたい!
- 会社で一目置かれる存在になりたい!
- 仕事で成果をあげていきたい!
今回紹介するのはこの本です。↓ズドン
会社でいつも安定して一定の成果上げられる人いますよね。
逆に社内的に常に評価されない人もいます。
その違いってイメージだけで判断している場合って多いと思うんです。
周囲の人が「あの人できるよね!」とか
「あの人ダメだよね」とか他人に意見に左右されてその人を
そのフィルターで見ていることって往々にしてあると思います。
というか大半の人はそうだと思います。
ですがこの本はAIをフル活用して
1万8000人のビジネスパーソンを分析し文章に興したものです。
1万8000人!?
やば。
デスクに定点カメラを設置したり、社員にICレコーダーやセンサーを
装着してもらったりかなり大規模な調査をしたようです。
またもや出てきました。
この著者の方、元マイクロソフト社員の方です。
”2040年の未来予測””の成毛さんもマイクロソフト出身ですね~
GAFAMのMですね~
やはり天才の集団なのか・・・!?
個人的に重要ポイントをまとめて下記に記します。
では内容に入っていきまっしょう!!!
働き方と評価の変化
「働き方改革」なんて言葉が叫ばれて
気付けば4年が経つそうです。
なんかずーーと言ってますよね。
確かに私が社会人になった2013年と比較すると
とんでもなく働き方が変わりました。
当時は毎日のように日を跨いで仕事をして
次の日も寝ずに目ギンギンのバッキバキで仕事して
金曜の夜は必ず飲み会に行って。
※お酒はまじで飲めません。笑
今考えると、激しすぎました。
信じられない。。
そんな世の中から一変、現代では
働き方改革で何かしらの取り組みをしている企業は
約8割と大半を占めているそうです。
ですが「成功しています。」と答える企業は
そのうちの12%だけ。
取り組みのほとんどが
”残業削減””有給休暇の義務化”と労働時間を削ることです。
実はこの削減運動に対して社員の64%がネガティブに捉えているそうです。
え~~
これがいわゆる5%以下の社員「95%の社員」です。
時間が減ったら成果だせないやんけ~
ということが一番最初に頭によぎるそうです。
じゃあ残りの「5%の社員」はというと・・・
残業削減に愚痴を言うという無駄なエネルギーを使わず
目標を達成して結果を残すことに注力します。
労働時間を減らして浮いた時間を新しいチャレンジやスキルアップに充てる
成功パターンを個人で実践しています。
これがじりじりと30歳、40歳、50歳と年を重ねるごとに
大きな差となって表面に出てきます。
個人的には50歳ぐらいになって
ただ給料もらうことが目的のその日暮らしの働き方はご免です!
そして会社の社員に対する評価もこの10年ほどで大きく変わりました。
それは評価軸が「努力」ではなく「成果」になったことです。
これは納得です。
ひと昔前は
必死になって取引先に靴底擦り減らして通いつめ
なんとか人情で受注を取ってくる。
誰よりも長くサービス残業しまくって
上司との飲み会にも行ってお酒を注いで。
15分の商談のため長ーい資料を何ページも作って
何時間も費やして。
このプロセスをみて上司は
「あ~こいつ頑張ってるな。よし評価してやろう」
そんな風潮が蔓延していました。
というか当たり前ではなかったでしょうか??
今はどうでしょうか??
コロナになってからはもはや在宅ワークで自分の時間をコントロールしながら
仕事をする時代です。
商談はオンライン。
靴底は一切擦り減りません。
飲み会・接待もほぼなくなり夜は自分の時間が激増しましたよね。
残業は会社で厳しく管理され、残業が多すぎると
産業医と面談することになります。
この限られた時間・環境の中で
最大の成果を生み出すことが求められます。
評価軸は
「プロセス+結果」から「結果のみ」
に変化しました。
確かにみんな個別にテレワークやってて
プロセスも何もないですからね。笑
「5%の社員」はこのことはすでに十分理解し
業務にあたっています。
あなたは5%でしょうか?
好意の返報性
5%の社員の大きな特徴として
「自分をさらけ出す」
という特徴があるそうです。
自己開示する
ということです。
これはビジネスはもちろんですが、
普段の生活の中でも非常に重要なキーワードのように思えました。
人間誰しも
「好意の返報性」という性質があります。
これは極端に言うと
好きと伝えられると、その人のことをだんだん好きに思えてくる
事です。
過去を振り返って思い当たる節が必ずあるはずです。
小学生のころ、バレンタインで同じクラスの子にチョコをもらいました。
なんだかその日から気になり始めた記憶があります。笑
「好き」という表現は極端ではありますが
自分のことを相手に教えることで
相手はその思いに応えなきゃという心理状態になります。
これがめちゃくちゃ大切。
自分の弱みを見せたり、自虐したする人ってなんだか好感もてませんか?
それをうまく使って人間関係を構築していく力が
「5%の社員」にはあります。
もはや習慣化されていることが多いと思います。
もはや自分でも気づかないうちにできているってパターンですね。
休日にはメールチェックするな!
これね~
ふとした瞬間に会社携帯で見ちゃうときありますよね~
でなんで休日にメールきてんだよ。
みたいな感じで休日なのにテンション下げ~~↓
になるんですよね。
これは絶対にしないほうが良いですね。
「95%社員」はこれやっちゃってるらしいです。
「5%社員」は絶対に見ません。
オンオフの切り替えってやつです。
ちなみに「5%の社員」に共通する過ごし方3つを紹介します。
➊とにかく自分の好きなことを自分で選別し行う
「自分で選別する」というのがポイントですね。
日頃の業務はほとんどが人にやらされている・やらなければいけないと
プレッシャーのかかる案件です。
自分で選ぶ好意は良いリフレッシュになります。
「5%社員」でランニングしている人は
「95%社員」より3倍多いというデータがあるそうです。
数多くの著書に記載されています。
「5%社員」の女性はヨガ・ピラティスをやっている割合が高いとのこと。
❸読書
はい、ここでも読書の重要性を謳っていました。
調査した28社のアンケートでは
平均で1年につき2.2冊の読書をしていました。
「5%社員」は
48.2冊です。
なんと20倍です。
これは私にとってはうれしいです。
読書の素晴らしさを伝える身としては
最高です。
インプットしていきましょう。
ちなみに5%社員はアウトプットも怠りません。
ちなみに
「95%社員」は土曜日の夜に幸せを強く感じます。
「5%社員」は金曜日の夜に幸せを強く感じます。
この違いは目標をもって仕事しているかの違いだと言います。
「95%社員」は仕事の環境から逃れられた解放感で土曜日。
「5%社員」は仕事をしっかり今週もこなしたという達成感から金曜日。
どちらが精神衛生上優位かは言うまでもありません。
「ダ」行を使うな!
調査の中で、ICレコーダーを使って発信内容を一定期間録音したらしいです。
AIがそのデータを分析したところ面白い気付きがあったそうです。
「5%社員」はダ行を使って話す頻度が少ない。
という事実です。
ダ行とは「だけど」「でも」「ですから」「どうしても」
などなんとなくネガティブワードにつながるような接続詞です。
パッと見ただけでも
次マイナスの方向に切り返すな。ってわかりますよね。
しかもダ行は断定するように聞こえるため聞き取り側にとっては耳障りが悪く
言い訳染みた言い方に捉えられます。
・「どうも申し訳ございません。」
・「大変申し訳ございません。」
どうでしょうか?
ダ行を使わないだけで柔らかい印象を与えます。
著者はアドバイスとして
ダ行の代わりにサ行を使うことをお勧めしています。
「そうですか」「そうしたら」「しかし」「失礼しました」「承知しました」
などです。
〇〇だと思いますが・・・
⇒〇〇かと思われます、しかし・・・
ですが・・・だが、しかし・・・
⇒です。しかし・・・
ちょっとの違いで実は相手の捉え方は
変化します。
ダ行多いな。と思ったかたは明日から意識していきましょう!
おわりに
いかがだったでしょうか?
これはビジネスというより
日頃から意識すれば自分の生活を豊かにしてくれるものだと思います。
最後にこの本で最もなるほどなと思ったことがありました。
それは「間接承認の威力」です。
何かというと。
直接ほめるより第三者から伝わる褒め言葉は威力抜群
ということ。
〇〇君が君のことものすごく褒めてたよ!
〇〇ちゃんが君のこと好きなんだって!
これ過去に経験したことありますよね?
めちゃくちゃうれしいですよね!!
この部分読んでて、
あ~~~~わかる~~~ってなりました。
なので第三者に対しても思いを伝えたい人がいる場合は
積極的にアプローチしましょう。
関節承認最強です。
この本は実践できることばかりです。
気になった方は是非手に取って読んでみてください!
ではまた!