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本で人生変わります。発信していきます。

【重要】話し方で人生変わるかも ~めんどくさいヤツと思われていませんか?~

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こんにちは。

 

今回の内容はかなり実践的だと思います。

 

非常にわかりやすく日常で使いやすい。そんな内容です。

 

テーマは”話し方”。重要ですね。

 

この記事はこんな方に向けて書いています。

  • 嫌なやつがいてなかなかその人と良い関係が作れない
  • 会議でいつも自分が発言すると空気が凍る
  • もっと人間力を高めていきたい!

今回読んだのはこの本。↓ズドン

心をつかむ話し方 無敵の法則

 

これはですね。

 

めちゃめちゃ面白かったです。

 

著者は放送作家の方なのですが

実際のテレビ番組で携わったエピソードや

コミュニケーション能力に長けた有名人を

例にあげてわかりやすく「話し方」の極意を

教えてくれています。

 

みなさんどうですか?

 

周りにいませんか?

 

いつも同じ話ばかりしてくる上司

ひたすら自分の過去の武勇伝を語る同僚

いつも会話が自分中心の彼氏・彼女

聞いたことに対して見当違いな返答をしてくる後輩

会うたびネガティブなこと言ってくる友人

 

いますね~。。。。

 

生きている限り逃れられない現実です。

 

では、あなたはどうですか??

自分は上記のようなことしていませんか??

 

これが重要です。

 

本を何冊も読んで繰り返し出てくるのは

 

「他人は変えられない。自分が変わるしかない。」

 

ということです。

 

私もこの本を読んで振り返りました。

 

ん~~~してます笑

 

人間は承認されてたい生き物なのでどうしても自分の話をしがちです。

 

ここで一度思い出してみてください。

 

過去の飲み会で「あ~~今日はいい飲み会だったな~」と

思う飲み会はどんな飲み会でしたか?

 

十中八九、

”自分がよく話している or 自分が話題の中心”の飲み会。

だと思います。

 

そうなんです。

人間は自分が誰よりも何よりも大好きなんです。

 

それが全面に出ちゃうと、日ごろの話し方も連動します。

 

自分大好きなやつってなんで嫌だな~って思うかというと

みんな自分が好きだからです。笑

 

それを知って意識して話し方を相手目線に変えれば

相手にとっては他とは違う「良い人」に見えてきます。

 

それがこの本の伝えたいことだと理解しました。

 

たくさんのテクニックが書かれているのですが

今回は印象的だったものを5個紹介します。

 

ではイキマッショウ!!!

 

 

➊相手によって話し方を変える

 

これはすべての原点です。

 

あなたが商品を仕入れるバイヤーだとして

AとBのどちらに心動かされますか??

 

A「この商品は過去100個売れた商品のアレンジ品なのですが・・・」

B「この商品は過去他社でも事例のない新しいチャレンジ品なのですが・・・」

 

これは人によって全く変わってきます。

 

Aは手堅く100個を売っていこうと思う人。

いわゆる安全志向ですね。

 

Bは当たるかどうかわからないけどリスクを冒しても挑戦したいと思う人。

こちらはギャンブラー気質とでも言いますか。

 

あなたが売る側になったとき

AとBどっちがいいと判断するのはあなたではなくバイヤーです。

相手が判断するのです。

 

普段私たちは

「何をどう話せばよいか?」ということばかり考えます。

 

商談の時も自分の価値観で話し方を選択して話しています。

 

それ以上に大切なのは

「相手が望んでいるのは何なのか」

 

ということは必然的に必要なのは

相手がどんな性格・好み・望みを知っておくことです。

 

それによって話し方を臨機応変に変えていくのです。

 

これは実践的ですね。

 

相手が自分の意見を求めていると感じたら自分の意見を言う

相手に明確な結論があり同調を求めているのであれば

「それでいいと思います!」と断言してミスや見落としをチェックする。

 

相手の波長に合わせて話し方を変える

 

これはすべての基本になりますので

覚えておいてください!

 

➋相手の主語で質問を振ろう×オーバーリアクション

 

話のおもしろい人。

 

いますよね~。

 

実はモテル異性の条件で1位らしいです。

 

ここで例に上がっていたのが

明石家さんま」さんです。

 

さんまさんのすごさは

めちゃくちゃ話しているように見えて

実は自分の話をあまりしていないということ。

むしろ話を聞いてオーバーすぎるリアクションをとります。

ソファや床にゴロンとなって笑い転げます。

 

その一連のやりとりが見ている人に

「おもしろい人」というイメージを植え付けます。

 

さんまさんの「踊るさんま御殿」での3ステップ

 

STEP➊

相手の見かけや着ているもの、最近の話題やちょっとした発言などをきっかけに

「どうなん?」とアバウト振って話を聞きだす。

 

STEP➋

その内容を肯定しながらオーバー目のリアクションをとって大笑いして

相手を気持ちよくさせる。

 

STEP❸

気持ちよくなった相手が調子に乗って新たに繰り出す話題から

面白いネタを探して更に話題を広げていく。

 

その証明としてド素人との対話でさえも

おもしろい番組に仕立て上げるのです。

まじすごい。

 

さんまさんのリアクションで相手は「自分の話がウケタ!」と

喜ぶことすらできるんですね~~。

 

伝説ですね。本当。

 

大半の人が会話すると自分の話を聞いてもらうことに必死になりますよね。

 

その分相手への配慮が極端に不足します。

 

会話の中で相手の話ドスルーしてたことないですか??

 

 

会話を始めるときは

相手を主語にして話題を振りましょう!

 

「最近どうなの?」「今日はねむそうですね~」「元気にしてました?」

 

などで相手が「私は」から始められる質問です。

 

そこからオーバー目にリアクションして話を引き出していきます。

 

楽しそうに自分を語り始めたら占めたものです。

 

いつの間にか相手にとってあなたは「おもしろい人」になります。

 

このブログの序盤で飲み会の話をしましたよね?

まさにこれです。

 

いっぱい自分が話せた=あの人面白い人

 

です。

 

❸相手が自分の3倍話せるように

 

➋と繋がる部分ですが

 

自分が話す量は相手の1/3

 

これを覚えておきましょう!

ここでまた明石家さんまさんの登場です。

 

テレビでよーーく見てみると

さんまさんが話している時間が短いことに気づきます。

 

著者は番組を録画してカウントしたらしいです。

 

すると、概ねさんまさんが1話すと相手は2.5くらい話していることに

気付いたそうです。

 

そしてポイントは一つの話題の長さ。

 

一つの話題は大体1~3分。

 

3分以内にパッと次の話へ話題を切り替えているそうです。

 

次TVで出てたら見てみよ~

 

おもしろい人なのに、あまりしゃべらない

 

この矛盾点は

「話をおもしろくするには自分の意見を言う必要はない」

ということを教えてくれました。

 

さんまさんは自分の話がおもしろいのではなく

相手からおもしろい話を引き出しているのです。

 

私たちはさまざまなコミュニティにおいて

話すことが重要だと考えます。

 

・ビジネス上での商談/会議

・ママ友間での立ち話

・サークルの飲み会

 

でも振り返ってください。

 

話してる人ほど結構周りに煙たがられたりしていませんか?

 

特に話過ぎの人は飲み会の良いつまみ話にされているでしょう。

 

私たちは勘違いしているんですね~

 

話さなくていいんです!!

 

大切なのは

あなたが携わった結果、その場が明るくなったり・プロジェクトが成功したり

すればよいのです!

 

話全体の中で自分の意見が求められる場は

ま・じ・で限られてます。

 

相手の話を丁寧に聞いて深く頷き相槌をとる。

「へえ~~~・そうなんですね~~~」

とオーバーリアクションで反応し続ける。

 

これであなたは更に

おもしろい人(心地良い人)

になれるんです!!

 

❹あなたの人生における重要人物の定点観測をしよう

 

この内容は非常におもしろいと思いました。

 

話のおもしろい人は「ネイル」を見る

話のつまらない人は「メール」を見る

 

どういうことかと言うと。

 

話のおもしろい人・できる人は

人をよく観察しているということです。

 

特にここで重要なのは

あなたの人生において重要な人物は最低観察しましょう

ということです。

 

例えば会社での会議。

 

全体の雰囲気を決めている人物が存在します。

 

それは「一番えらい人」です。

 

その人の機嫌で会議の雰囲気が左右されていることを

感じたこと多くの人はあるはずです。

 

この空気感を把握できない人は

事故りますよね、当然ながらWWW

 

そもそもそんな態度が日々変化する人は

えらくなってはいけないのでは?

という個人的意見は置いておいて。。。

 

「一番えらい人」が期限が悪い時

議論は絶対に前には進みません。

その人に決定権があるからです。

 

 

そこであなたがとるべき行動は

「あなたが不機嫌なこと気付いてますよ」サインを出すこと。

 

時間が長引いて疲れたのか?

空腹なのか?

私生活で何かあったのか?

 

どのような問題があるのか周囲や本人の様子から探りましょう。

 

特定の人物の変化に気づけるには

先ほども言った通り日頃から観察して

いつもどんな状態を知っておくことです。

 

女性ならば口紅・ヘアスタイル・ネイルなど観察するんです。

 

「どうして私の好みを知っているの?」と言わせたら勝ちです。

 

好きな人のことはめちゃめちゃ観察しますよね。

 

それを重要な人物に置き換えるだけです。

 

なんなら好きと脳に勘違いさせることで相手にとっての特別に

なれるかもしれません。

 

「●●部長、ネクタイの雰囲気変わりましたね?いいですね!」

みたいな何気ない会話が

自分を見てくれてる!

という感情を相手に抱かせます。

 

重要人物を定点観察して変化に気づく!!

 

意識していきましょう!

 

❺相手が聞きたいのは「会社」ではなく「あなた」の話

 

よく商談の場で

「当社は創業●●年、こんな歴史がありまして・・・」

みたいな話をする人がいますよね。

私もよく聞きます。

 

聞いている側からすれば正直

「どうでもいいいい~~~~」って感じになりませんか?笑

 

ビジネスはビジネスでも結局今向き合っているのは

人 対 人

あまり自分とは関係のない会社の話をされても頭には一切残りませんよね。

 

著者は言います。

 

ビジネスにおいてまず紹介しなければいけないのは”自分自身”

会社の話は関係ができてからで十分だと。

 

経営者は自分=会社のことがあまりにも多いですから

会って最初に会社の話をしてもよいとのこと。

なるほどね~~

 

いい例が出ていました。

 

野球場でのビールの売り子さんです。

 

ビールの売り子さんはビールを買ってもらうために

実はさまざまな仕掛けをしています。

 

かわいい目印をつけたり、

歩く速度を変えたり、アイコンタクトをしまくったり

トークがめちゃうまくてなじみのお客さんが買ってくれる売り子さんも。

 

売り子さん目当てで球場に行く人いるらしいですね。

 

売り子さんがもし

キリンビールの由来・エビスビールのおいしさの秘密を

話していたらどうですか??

 

興味ないですよねWW

 

それと同じで

”会社”を語るのは相手にとってはなんのプラス印象になりません。

 

あくまであなたはあなた。

 

ビジネスマンの方は

それを忘れずに話しましょう。

 

おわりに

 

話し方はその人の性格と思われてしまうほど

相手にとっての印象が強いものです。

 

話し方で相手の印象をプラスに持っていけるなら

絶対に身に付けたいテクニックです。

 

私たちは芸人ではありません。

ただおもしろい話ができる人では

うまく人生を歩いていけません。

 

会話を通じ人を笑わせ、和ませながら「本業」をうまく進めようと

しているはずです。

 

私がこの本を読んでまずは行動に移そうと思ったのは

 

・自分の話は基本しない。相手に会話の方向性を委ねる

⇒結構自分の話してしまう派の人間だなと自己分析しました。

 俺もそうなの!とか、俺の時はね!とか。

 いや~やめよう。

 

・聞くときは大げさすぎるほどオーバーリアクションに

⇒これうまいな!と思う人が思いつく限りで3人いました。

 確かに印象はすごくいいです。

 これ身に付けるまでが大変そうだけどやってみます。

 

・会社の要重要人物の行動を細かくチェック

⇒癖や性格を知るとその人の好みがわかってくるといのは

 納得です。

 その人の何気ない会話から興味のあるものを引き出して

 普段の会話に取り入れてみたいと思います。

 

 

学んだことは行動に。

インプットをアウトプットに。

 

ではまた!