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DXってなんなの???~DX初心者に向けて~

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第18回になりました。

 

今回の内容はちょいむずい内容です。

※私がバカなだけかもしれませんww

 

この記事はこんな方に向けて書いています。

  • よくDXって最近聞くけどなんのこっちゃわからない。
  • DXの定義は知っているけど今一度復習したい
  • とりあえずDXの内容を知っておいて自慢したい笑

 

私もDXってよく会社で聞いたり、新聞で読んだりしていたんですが

まじで意味不明でした。笑

 

何の略で、何のことを言っているの?と。

というかね、調べる気にもなりませんでした。笑

 

だってめちゃむずそうなんだもの。。。

 

今回読んだのはこの本! ↓ズドン 

今すぐ知りたいDXの基礎

 

表紙見て、

 

これならいけそう!!!と思いました。

 

すごい優しそうじゃないですか?

なんとなく。笑

 

DXを学ぶ最初の1冊としては非常に良いと思います。

 

わかりやすく、順序よく説明してくれています。

 

ただね、この分野はどうしても

 

謎の横文字多いっす。

 

まあデジタルに携わる上で謎の横文字は絶対条件ですよね。

 

全てを覚える必要はないと思うので

まずはこの本から学んだDXの基礎中の基礎を

みなさんに共有していけたらと思います。

 

私としてはこれで十分かなと思ってます。笑

 

その手の分野に部署移動・転職した時

もう一度深堀できれば良いかな。

 

ただ、これからの世の中

DXは知っておいて損はないです。

 

というか知っておかないと取り残されます。笑

 

MUSTになってきます。

 

まずはこの記事で基礎を知っていただければと思います!

 

ではイキマッショウ!!!!

 

 

 

➊DXとは何??

 

まずはこれですね。

 

DX=Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)

 

です。

 

え???

まず疑問が浮かびます。

 

DTじゃないの??

私も思いました。

 

ここでね既に心が折れそうになりました。笑

 

そう思った瞬間、本が解決してくれました。

 

英語圏では

transをXと省略する文化があるからだそうです。

 

なので

DX

 

シンプルな答えで良かった。

 

では意味はなんでしょう??

 

すごーく簡単に言います。

私のようなTHE初心者向けなので。

 

これです↓

「デジタルを使って自らを変革すること」

です。

 

実はもっと複雑に定義は書かれています。

私なりに解釈した結果が上の定義です。

 

そもそもDXという言葉は2004年に生まれました。

スウェーデンウメオ大学の教授

「エリック・スタートマン」さんが言いました。

”ITの浸透(DX)が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるだろう”と。

 

2004年と言ったら私が中学2年生ですね。

中二病真っただ中の時にエリックさんは今の世の中を予測していたんですね。

 

当時は携帯もガラケーでしたね。音楽を聴くのはMD。

お金の使用はほぼ現金。ゲームはプレステ2の時代ですかね?

 

この17年で変わりましたね~大変革。

 

日本では遅れて2018年に経済省が

「DXレポート~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」

という文書が出てきて、それが一気にビジネスパーソンの間で広がりました。

 

んで今、DX、DXって騒いでいるんですね。

 

ここ数年で様々な業種でDXが起こっていますが

わかりやすいように身近で想像しやすい代表的な事例を紹介します。

 

世の中に絶対的に必要な金融サービスです。

 

例で出ていたのは「りそなHD」です。

りそな銀行もどこの銀行も基本的には今まで

対面営業・店舗中心だったビジネスモデルが

新たなツールの導入で一変しました。

 

それが「りそなグループアプリ」です。

 

このアプリが顧客との新たな関係性を構築しました。

 

ダウンロード数は300万人を超えたメガアプリに成長しました。

 

このアプリは口座残高や入出金明細の確認はもちろん、

振込等もスマホで完結できる革命的なアプリとして誕生しました。

 

もはやATMの利用者数を抜き

顧客との最大の接点になっています。

 

りそなはなんと行員不在の支店をオープン。

顧客が自分自身で手続きを完結できるタブレットを置いて対応する

という今まででは考えられない拠点となっています。

 

銀行以外にも

損害保険の世界では

自動車に取り付けたセンサーで普段の運転ぶりを記録することで

運転手を格付けし保険料金を変える

テレマティクス保険」というものも提供され始めました。

 

これはすごすぎwww

下手な運転できないですよ本当。

 

近年、多発している自動車事故も抑制できるかもしれません。

 

警察の検問とかより効果があるかもしれません。

 

個人的にはもっとこの技術は広まってほしい。

 

などなど素晴らしい技術が拡大してきています。

 

DXに至るデジタル化のステップは3つあるそうです。

 

STEP1,デジタイゼーション

物理的なデータの単純なデータ化(紙をデータに。音楽CDがサブスクリプションに)

 

STEP2,デジタライゼーション

個別の業務や業務プロセスをデジタル化(工場作業のAI化。受付業務のタブレット化)

 

STEP3,DX

事業やビジネスのモデルのデジタル変革

 

まあSTEPを3つに分けましたが、

これらの工程すべてをひっくるめてDXと呼ぶことも多いようです。

 

少し複雑化させてしまいましたが

とにかく

デジタルによる変革が起こればDXです。

 

なぜここまでDXが騒がれているのか??

 

それは単純に経済省が国として

DXを推進し始めたからです。

 

上記にあげた

「DXレポート~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」

の題名にある通り「2025年」がポイントになります。

 

この内容で経済省が提唱しているのは

 

「今の既存システムが老朽化し始めており

データの活用が困難になるときが2025年までに必ず来る。

2025年以降このままのシステムでいくと

2030年までに12兆円の経済損失が生じる。」

ということです。

 

シンプルに言うと

「今のデジタルレベルでは2025年以降、12兆円売り損じするよ」

ってことです。

※私まとめ

 

12兆円///えぐ。

 

 

逆にDXを発展させ今のシステムを2025年までに刷新したら

「実質GDPは130兆円押し上げられる」

としています。

※どれをどうDX化させる等の詳しい基準はわかりませんが。

 

そんな変わるの??

 

日本のGDPは今後も下がり続けるといわれている

現代でこれやらざるを得ないでしょう。

 

だからこんだけ推進してるんですね~~。

 

ですが日本でのDXの普及率はなんと

 

5%

 

と言われているそうです。

 

まだまだDXに関しては発展途上国の日本。

 

これからどう普及させていくのか。

 

これがDXの全貌です。

 

わかりやすく書いたつもりですが

どうでしょう??

 

難しい分野ですね。

 

➋DXで起きているコト(Uber Eats)

 

りそなの事例を書きましたが

より身近な例をここでは紹介していきます。

 

事例を見ることでより理解が深まり

イメージが湧くと思います。

 

まずは

いまや当たり前になりました、

UberEatsさんです。

これはまじで革命ですよね。

 

言わなくても知っていると思いますが

レストランなどの飲食店と利用者を結ぶ食品宅配

フードデリバリーサービスです。

 

スマホアプリからこのレストランでこの料理を食べたいというものを選べば

何十分後には料理が届きます。

 

以前から出前はありましたが

以前の出前とどこがどう違うのでしょうか??

 

以前は飲食店が雇った従業員を使って

出前をするのが一般的でした。

 

これに対してウーバーはレストランもなければ

デリバリー担当も雇っていません。

レストランから料理を受け取って届けるのは

個人事業主です。

 

オーダーが入るたびレストランと個人事業主

マッチングし料理を届けているんです。

 

ウーバーの収入は宅配した商品の売上と配達料の一部になります。

 

このシステムを実現可能にしたのは

AIです。

 

これがこのウーバーシステムの肝ですね。

 

デリバリーの量は膨大です。

その依頼を料理が冷めないうちにさばかなくてはなりません。

これ、とてもじゃないけど人間の力では不可能です。

 

そこでAIが

注文が入るたびに注文した消費者と注文の入った場所から最も短い時間で

料理を配達できる人間をデジタルの力で自動で選ぶのです。

 

まじでここすごい。

 

いまやこのサービスの拡大によって

「ゴーストレストラン」というものが生まれました。

=客席・看板も出さないフードデリバリー専門店

のことです。

幽霊のようなレストランだからゴーストレストランと呼ぶそうです。

※ちょっとこれに関してはよくわからんwww

 

店舗の出店・運用コストを大きく抑えることができる

新たな飲食店のモデルケースです。

 

すごい影響力ですね。UberEats

❸DXに欠かせない技術

DXに欠かせない技術が3つあります。

3種の神器です。

この3つの技術が

インターネットでつながり互いに連携しながら機能しています。

 

・AI

AI=人間同等あるいはそれ以上の知的処理を実現する技術の総称

 

これは言わずと知れた技術ですね。

 

スマホではこれがいまや当たり前となりました。

顔認証やカメラでの人物判定、Siriなど凄まじい技術を

当たり前のように使えるようになりました。

 

この技術の発達によって10~20年の間に

「なくなる職業」と「残る職業」が

あげられていました。

 

→なくなる職業 *%はコンピューターに置き換えられる確率

〇電話販売員 99.0%

〇時計修理技師 99.0%

〇保険請求の審査担当者 98.0%

〇弁護士秘書 98.0%

〇スポーツの審判 98.0%

 

ほぼ確実になくなるそうです。こわ。

 

→残る職業 *%はコンピューターに置き換えられる確率

〇機械の設置や修理のスーパーバイザー 0.30%

〇緊急事態・防災の指揮者 0.30%

メンタルヘルスソーシャルワーカー 0.31%

〇聴覚訓練士 0.33%

 

あのーかなり具体的すぎて

あまりイメージが湧かないのですが

これらは確実に残るようですww

 

我々一般的な仕事はどのくらいの水準なのか

気になります。

 

論文「雇用の未来」

2013年、英オックスフォード大学 マイケル・A・オズボーンさん

に記載されているようです。

 

興味ある方はググってみてください。

 

・IOT

IoT=モノのインターネット化。ネットを経由してモノとモノが情報をやりとりすること

 

インターネット・オブ・シングス

 

センサー・スマホ・家電・自動車・飛行機・船

住宅・工場まですべてがIoTの対象となります。

 

分かりやすいところで言うと

Apple Watchです。

 

当初はiphoneに無線で接続して使う腕時計型超小型コンピュータとして

誕生しましたが健康状態を管理する端末として機能が強化されています。

 

心拍数・心電図・血中酸素濃度が測定でき

医療機器として承認されているそうです。

 

すごい世の中になりました。

それが今じゃ5万円以内で手に入ります。

 

IoTはこれからどう広がっていくのでしょうか??

 

スマホと家の冷房が繋がれば家に着く少し前に

家を涼しくしちゃったりもできます。

 

いいですね~ささやかな幸せが増えそうです。

 

クラウド

 

クラウド=自前でコンピュータを持たずインターネット経由でハードやソフトを利用すること。

 

例えばゲーム。

以前はお店でソフト買ってましたよね?

もう今はソフトいりません。

オンラインで購入してすぐできる時代です。

 

他には写真。

今まではカメラで撮ってアルバム買って1枚1枚ポケットに差し込んでました。

ですが今やグーグルフォトですべて保存・管理できます。

 

メールもそうです。

メールのアプリやソフトを買わなくても

インターネットでログインすれば利用できます。

 

このクラウド技術は個人情報漏洩などのリスクも伴います。

そこをどう制御しつつ発展を遂げるのか。。

 

見どころ満載の技術です。

 

これら3つがDXを形作ります。

 

それぞれ単体でなんとなく知っていたかもしれませんが

こうやって整理してみると

より革新的であることを再認識させられますよね。

 

おわりに

 

DX

 

いかがだったでしょうか???

 

この本を読んで私個人的には

だいぶ理解できた気がします。

 

会社でDXが出てきても

もう大丈夫。

熱く語れそうです。

 

私たちは変化が起きてもいつしかそれが

当たり前になってその変化のすばらしさを

一瞬にして忘れます。

 

それをもう一度深堀することで

新たな知見が得られたり、発想が生まれたり。

 

大切だな~と改めて感じました。

 

未来系の話をちょいちょい書いていますが

これはより技術の部分にフォーカスした内容でした。

 

この記事を読んだみなさん。

ここで知った知識を自慢してください!笑

 

それをうまく自慢できるということは

DXを理解したということです!

 

それがまた自分の一部になります。

 

みんなでアウトプットしていきましょう!

 

それが私が記事を書く目的でもありますので。

 

5000字越えてしまった。。笑

 

ではまた!!