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本で人生変わります。発信していきます。

やっぱりお金は大事です~子供にお金についてどう教えますか?~

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第11回です。

 

今回は改めて「お金」の存在について

紐解いていきたいと思います。

 

この記事はこんな方に向けて書いています。

  • 子供に幸せに暮らしてほしい。
  • どうやってお金のことを子供に教えればいいのか悩んでいる。
  • 子供と信頼関係が築けない。。

 

第9回 自分革命の回でも書きましたが

「お金」については学校では教えてくれません。

 

不思議ですよね。

 

生活していくうえで基盤となることを学校ではピンポイントで

教えてくれないんです。

 

お金が出てくるのは

算数のたかしくんが買い物する時

いくら出して、いくらおつりが返ってきてとかそのレベルですよね。

 

お金は価値観が人(各家庭)によって大きく異なり

学校では一律で教えることが難しいのかもしれません。

※これは私の個人的意見です。各家庭ごとに大きく差がでますしね。

 

なのでここに関しては、

親が教える他ありません。

 

今、あなたはどのようにお金を使い

どのような生活をしていますか?

 

ひとそれぞれ今までの経験に基づいて

お金の使いどころ・優先順位が異なります。

 

お金のことを子供にいざ教えるとなったとき

まず、自分が親としてお手本になる使い方をしているかが問われます。

 

そしてなぜそれを買ったのか子供に不意に聞かれた時

明確に答えられますか??

 

今回読んだのはこの本↓ズドン

子どもの一生を決める おうちお金教育

 

この本の著者は

二児の母でありファイナンシャルプランナーの資格を獲得

そして現在はお金に関する講演等を行っている

まさにお金の専門化です。

 

今までの自らの経験と知識で素晴らしい本を書いてくださいました。

 

ちなみに著者の娘さんは中学2年生から証券投資を開始。

投資の金額は貯金から娘さんが決めた金額にしたそうです。

すでに儲かった分には税金がかかることも理解し

大学卒業時には証券口座を解約し資金はマルっと娘さんの元に。

 

私30歳手前でようやく投資始めたんですが

この差はなんでしょうか?笑

 

もし自分が中学2年生の時投資していたら相当資産プラスに

なっていたんでしょうか・・・

 

悔しい!!

 

うちの娘はまだ3歳なので早いですが

この本では小学生からお金の教育をすることを

推奨しています。

 

低学年・中学年・高学年

に分けて解説してくれていたので

各学年でのポイントを抑えていきます。

 

とりあえず、ひがみは置いておいてはじめマッショウ!!

 

”低学年”からお金の教育スタート

現代はお金の在り方も大きく変わりましたね~~

 

キャッシュレスが当たり前の時代です。

あと10年後には現金の使用がほとんどなくなるのではないかという

話も聞いたことがあります。

 

今の子供たちが活躍する時代はどうなっているのでしょうか?

 

カード払いから始まり、今や〇〇Payが

当たり前になり10年前の私たちには想像できなかった

とんでもない発展を遂げています。

 

キャッシュレス決済は

かさばらないし、おつりがなく、利用明細を綺麗に残せます。

カードの場合はその場でお金を使った感覚がないという

恐怖感もありますが、今やPayはそれ払拭した完璧な金融システムと

言えるでしょう。

 

そんな時代だからこそ

より深くお金を知ることが大切です。

子供のうちから。

 

IDをお互いに知ればお金を送金できてしまいます。

 

銀行口座からワンタッチでPay口座に入金できてしまいます。

 

お金のトラブルに巻き込まれるリスクは

そういう意味では高くなったかもしれません。

 

子どもたちが生きるのは100年時代。

 

金銭的自立が20歳からだとすると残り80年は

自分の力でお金と付き合っていかなければなりません。

 

冒頭お話したように

私たちのお金との付き合い方は、

全て「経験」から構成されています。

 

早いうちからお金を学ぶということは

「経験値という引き出し」になります。

 

この時はこういう風に考えればいいんだ。

 

前回のお買い物ではいくら足りなかったからこのぐらいのお金を用意しておこう。

 

など経験値がものを言います。

 

まずは我慢を覚えさせよう

今、私の娘は3歳で物欲が強く芽生え始め

あれ欲しい、これ欲しいと表現する時期です。

 

言われると買っちゃうんです。。。泣

 

パパは娘に弱いです。。

 

どこか行くと必ずおもちゃ・本・がちゃがちゃが一つは増えている気がする。笑

 

なんのイベントでもないのに買ってしまう。

 

これはやはり良くないということ。

 

何度も言うように子供は経験によって脳が発達していきます。

 

従って、言えばなんでも買ってもらえる。

という意識が強くなり、いざ買ってもらえなかった時爆発します。

 

親としては、ましてやお爺ちゃん、お婆ちゃんの立場からすると買ってあげたくなるんですがここはみんなで意識統一することが大切。

 

お母さんが買ってあげないって決めても、

お父さんが買ってあげたらその時点でゲームオーバーです。

 

子供は大人の反応を想像以上に見ています。

 

パパなら買ってもらえる!となって

パパにおねだりするようになります。

 

パパとしてはそれ嬉しいじゃん!って思うかもしれませんが、では本当にねだられても買えない時。。

 

想像できますよね?

 

なので、

買ってあげる日を子供とちゃんと話して共有しましょう!

 

誕生日、クリスマス、子供の日、旅行の時、何かを頑張って達成した時。

 

タダでは好きなものは手に入らない。

 

この感覚をちゃんと教えてあげることから始まります。

 

きちんと説明するんですねー。

 

これが大切。

 

そのあとに来るのが「お小遣い」です。

 

お小遣いは低学年からスタートするのが吉らしく。

 

定番のはお駄賃制です。

 

なにかお手伝いをしたらお金をあげるよ。

ってスタイルです。

 

このやり方はお金初心者の子供にとって

ひとつの試練。

 

「お金を手に入れるのってこんなに大変なんだ。」

 

という気持ちを醸成していきます。

 

例えば

皿洗いを手伝ってくれたら10円あげる。

床を掃除してくれたら20円あげる。

お買い物手伝ってくれたら30円。

 

みたいな感じですね。

 

ここでポイントは

 

仕事の出来が悪かったらお駄賃をあげない。

 

ということ。

 

これを守らないと適当にやってもお金ってもらえるやん。楽勝!

 

ってなっちゃいます。

 

親が子供としっかり仕事をチェックし

合格であればあげる。

ことを徹底しましょう。

 

もうこの頃になると小学校がはじまり

悪知恵やうまく生きる術を自分なりに模索し始めます。

 

後ほど話しますが

大切なのは親と子の「信頼感」です。

 

またこの頃になると

 

友達はあのゲームもってるから僕も欲しい!

が始まります。

 

これは個人的にめちゃくちゃむずい問題だと思いました。

 

みんな持ってるんだよ?

とか言われた時には、、

 

え?そうなの?えーじゃあ、、、

買おうか。。

ってなりそうな自分がいます。

 

多分この本読んでなかったらそうなっていました。笑

 

ここは誇りを持って

 

我が家のお金の使い方、考え方を伝える

 

ことが大切!

 

各家庭でお金のかけどころはもちろん違います。

 

子供に対してもそう。

 

誕生日一つとっても、

めちゃくちゃ高価なゲームやおもちゃをドンっと買ってあげる家庭もあれば、

ものは買わずにみんなで誕生日祝いの旅行に行ってお祝いする家庭もあります。

 

それをちゃんと正確に自信をもって子どもに伝えてあげることで理解を得られます。

 

子供だと思って曖昧な回答をするのが1番ダメ!

 

不信感に繋がり次はジジババの元へGOします。

 

大人に説明するのと同じように説明してあげてOKだそうです。

 

習い事でいくらかかってる、

生活していれば電気、ガス、水道も毎月お金がかかってる。

学校も給食費でいくらかかってる。

 

それぞれ各家庭で違うこともちゃんと説明。

 

理解してもらえるまで粘り強く商談しましょうw

 

どうしても欲しいなら誕生日などのイベントでそれを選ぶか、

少額のものであればお駄賃で買わせることを提案。

 

難しいです。

 

子供の我慢と親の我慢。

 

両方必要です。

 

”中学年”では子どもとの信頼関係を構築

 

中学年になるともう感受性豊かでいろいろ周りから情報が入ってきます。

 

親に若干の不信感も抱きやすくなります。

 

ここで大切なのは

 

子供が安心して失敗できるように、信頼感を築くこと。

 

お駄賃を貯めてようやく買ったものよりいいものが購入直後に見つかってしまった。

よくある例です。

 

この「失敗」が生きる力を育みます。

 

今までお金で失敗しなかった人いますか??

 

買ってみたはいいけどこれやっぱ使わないやん。ってことめちゃくちゃありませんか?

 

これが私たちのお金の価値観を形成していきます。

 

買うものをちゃんと目標共有して

安心して失敗できるようにしてあげましょう。

 

 そしてその信頼感を築くために重要なこと、

それは

「親の威厳」を教える

ことです。

 

この時期になると

親は好きなものを買っているのになぜ自分は買ってくれないの?

という疑問が生まれてきます。

 

確かにそう思うのも仕方ありませんね。

 

 ですが、親はしっかり働いて稼いだお金で必要だと思ったものを

買っているということを教えなければなりません。

 

なんなら自分で稼いだお金を自分の好きなものに使うのは当たり前のことです。

 

お金を稼いで自分の生活を豊かにする。

「お金の教育の大前提」です。

 

子供の前で自分の好きなものを買うのはなんらおかしなことではありません。

なんとなく恐縮しちゃうけど・・・。笑

 

親は好きなものを買っているのになぜ自分は買ってくれないの?

この質問が飛んで来たら

働いてお金を稼ぐすばらしさを教えるいい機会です。

 

適当に流すのではなく、懇切丁寧に説明してあげましょう。

 

きっと

もっとお手伝いをしよう!

お駄賃稼ごう!

お小遣いを丁寧に使おう!

 

とお金を大切にする思考が養われるはずです。

 

”高学年”はもう大人ということを理解する

 

高学年になると、もう大人と一緒です。

 

それと同時にお金のトラブルも増えてきます。

 

習い事も増えるでしょう。

未来に向けて本気で考える時期でもあります。

中学生に向け、一気に心も身体も成長していきます。

 

親としてどう対応していくか悩む時期でもあります。。

 

今から想像するだけで少し不安になります。

 

なので改めて言います。

 

親として必ず約束を守ってください!!

 

私がこの本を読んで何度も伝えたいのはこれです。

 

特にこの高学年の時期はこれが最重要。

 

誕生日にディズニーランドに行こうね。

クリスマスにはあのゲームを買ってあげるよ。

習い事が終わったらみんなでごはん食べに行こう。

 

上記のような細かいこともすべて守りましょう。

 

今もやっちゃうんですよ。

寝る前に3冊絵本読もうね。ってお風呂入るとき約束するのに

いざ寝るタイミングが遅くなると1冊で済ませようとする。。

 

ダメですね~これは。

 

んでギャン泣き。

ごめんなさい。パパが悪いです。それは。

 

この本でそれを気づけただけでも親としての成長です。

よかった。

 

そして、この時期お金欲しさに

親の財布からお金を取ったりすることも。。

 

まさかうちの子がそんなこと!とお思いのあなた!

 

これが意外と多いらしいですよ!

 

ですが、もしそれが発覚しても頭ごなしに怒らないこと。

 

ここでのポイントは

何故やってしまったのか?の背景をしっかり聞いてあげてください。

 

必ず、そこに理由があります。

 

子供たちの間に親としては想像できないことが日々の生活の中で

目まぐるしく起きていることに気づいて寄り添ってあげましょう。

 

ただ、お金を盗むのは絶対にしてはいけないこと。

 

親が盗られたことにも気付かないと

友達のものを盗む、お店の物を盗むなどどんどんエスカレートしてしまう可能性も。

 

最初は悪気がなかった盗みを放っておくと、それが癖になり悪いと思っていてもやめられなくなるという状態になる子供もいるようです。

 

そう、バランスがものすごく難しいです。

 

親として子供が発するSOSを見逃さないためにも、子供の様子をよく見守って困った時は手を差し伸べられる親子関係をこの高学年までに築いておきたいです。

 

おわりに

 

とりあえず本から学んだことを

学年ごとにひたすら綴りましたww

 

これはあくまで私が本を読んで感じたことです。

 

別にこれが正ではないし、全家庭に共通する考えでもありません。

 

参考として読んで頂けたら幸いです。

 

お金を勉強し、使い所を定めると同時に

「貯金」も大切な要素です。

 

貯金の役割は二つ。

 

⭐︎「欲しいものや夢の資金にする」

"自転車がほしいって言ってたよね?

でもその自転車すごく高いからママは全部お金払ってあげられないの。

でも今から貯金しておけばそのお金で手に入れられるかもよ!!"

とこんな感じです。

 

「予想外の支出に備える」

"大事にしてるゲームが壊れたらどうする??

貯金が有ればすぐ修理して直せるよ!"

みたいな感じです。

 

これをふだんの生活で教えてあげましょう。

 

ふだん手元にある生活に必要なお金と貯金は全く異なる役割であることがわかると将来上手にお金と付き合えます。

 

こうして本を読んで考えると

生きていくことは本当に難しいですね。。

 

お金の価値観は千差万別。

 

これが正解!!ということはないと改めて感じました。

 

幸せの話のブログの時書いたのと同様に

自分のベストなお金の使い道を知ってる人が幸せを見つけられます。

 

子どもにも最低限のマナーと仕組みを教えてうまくお金と付き合っていってもらいたいですね!

 

ではまた!